保険証とは、健康保険被保険者証のことです。被扶養者の方、任意継続被保険者の方の場合は、被扶養者・任意継続被保険者の表示がありますが、その使途、効果には変わりありません。
良く見ると、そのカードの両面には様々な情報が記載されています。以下で一つ一つ確認していきましょう。
①交付日
②記号
③番号
④枝番
⑤氏名
⑥生年月日
⑦性別
⑧資格取得年月日
⑨事業所名称
⑩保険者番号
⑪保険者名称
⑫保険者所在地
※②記号、③番号、④枝番は加入者(被保険者・被扶養者)本人を特定するためのもの
⑩保険者番号は保険者を特定するための番号
※被扶養者は⑧資格取得年月日に代わり、認定年月日と被保険者氏名を表示
※任意継続被保険者は⑨事業所名称はなく、資格喪失予定年月日を表示
QRコードが記載されていますが、これは保険証の有効期限満了後や資格喪失後の保険証の返還処理を円滑に行うための情報が掲載されています。
また、保険者によっては、有効期限の表示がされています。
①住所・氏名の署名欄
②臓器提供の意思表示蘭
保険証はかつて紙製の折り畳み式のもので、被保険者と被扶養者全員が記載されていました。家族で1枚のため、子供が離れて暮らす場合などに不便だという苦情や、世の中でプラスチック製のカード(キャッシュカードやクレジットカードなど)が普及して来たので、家族一人一人に1枚ずつという現在のカード形式に変わりました。
その結果、持ち運びに便利なことも手伝い紛失しやすくなっています。また、現在の保険証は本人の写真がないため、なりすましも増えています。
万一紛失や盗難などがあった場合、キャッシュカードやクレジットカードのように発行会社に連絡して利用を停止することができません。その際は、所属の健保組合に「被保険者証再交付申請書」を事業主経由で提出し、再発行の手続きをする必要があります。
こういった保険証によるリスクをなくすための手段として、現在政府が普及に力を入れているマイナンバーカードを利用する方法があります。本年度中に、マイナンバーカードが保険証の代わりに、病院・診療所・薬局で利用できるようになる予定です。
前述した保険証表面の②記号、③番号、④枝番、⑩保険者番号とマイナンバーが紐づけられ、本人の各種情報(診療・服薬歴を含む)がマイナンバーを通して蓄積されます。これは各自のマイナポータルを閲覧することが可能になります。