【熱中症対策まとめ】死亡者の約9割が高齢者、半数以上が自宅で発生。|Bonne Santé
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【熱中症対策まとめ】死亡者の約9割が高齢者、半数以上が自宅で発生。

7/18/2024
中川 八十彦

熱中症を防ぐ4つの鉄則

1.とにかく、エアコンを使う

  • 扇風機やエアコンで温度を調節
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
  • 室温をこまめに確認

2. 昼間は外出しない

  • 外出するなら、日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
  • 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える

3.吸湿性・速乾性のある衣服を着用する

  • 体に熱を貯めないのが大事
  • 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

4.のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を補給する

  • 室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する
  • 1日あたリ1.2L(1時間ごとにコップ1杯)を目安に飲みましょう
  • 入浴前後や起床後もまず水分補給
  • 汗をかいたら塩分も忘れずに


積極的な声かけをするべき方

  • 子どもは体温の調節能力が十分に発達していないので、気を配る必要があります。
  • 高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。
  • 熱中症による死亡者の約9割が高齢者(65歳以上)。ただし、若い世代も注意が必要です。
  • 高齢者の熱中症の半数以上が自宅で発生しています。高齢者は自宅を涼しくしましょう。
  • 障がいをお持ちのかたも、自ら症状を訴えられない場合があるため、特に配慮しましょう。


熱中症が疑われる人を見かけたら

自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう!

涼しい場所へ

エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる

からだを冷やす

衣服をゆるめ、からだを冷やす (特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)

水分補給

水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する

環境省のLINEで住まいの地域の熱中症警戒アラートが分かる

環境省のLINEを友だち追加をするだけで、夕方18時と朝7時の2回、任意の地域の熱中症警戒アラートの通知が来るようになります。夕方18時の通知は予報で、朝7時の通知は実際に発令中のものが通知されます。地域は複数設定できるので、離れた場所に住む家族がいる方にとっては便利です。日々のアラート情報を手軽にチェックすることで、その日の運動計画を立てる際の判断材料にすることができます。


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参考資料

環境省 熱中症予防情報サイト
環境省 LINEアプリを活用した熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信
厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト
(公財)日本スポーツ協会 スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック(2019)
政府広報オンライン 熱中症は予防が大事!熱中症警戒アラートが発表されたときにとりたい行動


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中川 八十彦
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリー
株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーのマネージングディレクター(何でも屋)。 1995年、横浜生まれ。東京農業大学醸造科学科卒業。株式会社東芝デジタルソリューションズを経て株式会社オゾンヘルスケアラボラトリーに入社。IT講師としても活躍中。
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